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【イタリアヴェネチア旅行】大きいスーツケースを持って観光+移動!段差や船の乗り降りは大変

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2023年5月にベネチアを訪れたザワミです!

ベネチアの本島内のホテルを予約したためどうしても20㎏のスーツケースを持った状態で本島を移動しなくてはいけなく困難な場面が何度かありました。

2023年のベネチアのバリアフリーの状態も含めて、島内の状況を説明していきます!

ベネチア島内の観光手段

ベニスは水上都市で、ベニスでは車の交通が制限されているため、自動車やバスは市内に入ることができません。狭い運河と橋で結ばれた島々からなっているので、市内は歩いて移動するのが一般的です。道路がないため、歩行者専用の小道や橋を利用します。

バポレット(Vaporetto): ベニスの公共交通機関として、バポレットと呼ばれる水上バスがあります。ベニス本島や周辺の島々を結ぶ路線があり、主要な観光地や交通の要所に停留所があります。

ゴンドラ: ベニスで有名な移動手段としてゴンドラがあります。ゴンドラは観光用のボートで、特に観光客に人気があります。ただし、料金は高めです。

タクシーボート: ベニスではタクシーボート(水上タクシー)も利用できます。個人やグループでの利用が可能で、目的地まで直接連れて行ってくれますが、料金が高い傾向にあります。

スーツケースやベビーカー、車いすでは観光が難しいポイント

ベネチアの歴史的な地区では、バリアフリーの設備が限られているため、ベビーカーや車いすでの観光は困難なことが多いでしょう。多くの橋には階段があり、舗装も不均等な場所があります。一部の主要な施設や観光地はバリアフリーに改修されていますが、全体的には制約があります。

島内のパリャ(Paglia)橋の階段にはスロープがついているが、小さい橋にはない

筆者は、9年前にベネチアに来たことがありましたが、なんと前来た時にはなかった階段にスロープ設置されていました!

これでベビーカーや車椅子での観光は少ししやすくなったかもしれません!

ですが、小さな橋や観光の目玉でもあるリアルト橋やリベルト橋などには、まだ導入されていないので車椅子やベビーカーでは難しいでしょう。

水上タクシー・バスから降りるときなどは船乗り場によるが結構な段差が発生!

20キロ越えのスーツケースをもってベネチアを訪れましたが、水上バスに乗船するときと下船するときは、30cm程度の段差をスーツケースを持ち上げなくてはいけません。

船を船乗り場に縄で定着させるスタッフが船の乗り口に一人は乗船しています。そのスタッフが、助けてくれてる場面も何度か見かけました。

道は段差と石畳のがたがたとの闘い

本島上陸する際は、船着き場からホテルのルートを要確認です。

私はグーグルマップのストリートビューで自分が歩くであろうルートを確認しました。

なぜなら石畳の道をずっとスーツケースを引きずりながら歩くのは手がしびれる!

ヨーロッパの旅行となれば、女性だととくに荷物が増えていってしまいますよね。そのスーツケースを引きずるのに疲れて写真では疲れ顔なんてことは避けたいですよね。

マルコ・ポーロ国際空港(Venice Marco Polo Airport)からの本島への移動手段

1.アクアバス(Alilaguna Water Bus)

空港から出発するアクアバスがあります。アクアバスはヴェネチアの主要なドックや観光地に直接到着する便があります。所要時間と料金はルートによって異なります。

2.タクシーボート

空港にはタクシーボート(水上タクシー)の乗り場もあります。タクシーボートは個人やグループで利用でき、目的地まで直接連れて行ってくれます。料金は高めです。

3.バス

空港からヴェネチア本島へのバスも運行されています。ACTVバス(Route 5)があり、ヴェネチアのプリンチペ駅(Piazzale Roma)に到着します。そこからは他の交通手段に乗り換えることができます。

空港からベネチアへのバスで移動!二大交通会社ACTVとATVOどっちがいい?

筆者はベネチア本島と空港間を、どちらのバスも乗車経験があり良し悪しを比較してみました。

すこし高いがACTVの1日券のチケットが利便性〇

ペラペラの紙ですが、ピッと機械にかざせる機能があります。

空港間のバスや水上バス、ピープルムーバーの乗車も1枚で完結するので、発券機を探したりチケット購入の列に並ぶ必要もありません。

ACTVバス

https://actv.avmspa.it/en/content/prices

メリット

水上バスも乗れるので1日券などチケットを買うとお得で支払いも楽(1日券25€で空港間移動も可能。ATVOだと片道10€)

チケットの発券機が多くある

Venice Urban Services | ACTV

デメリット

道が長くて荒く、運転も早く荒いためスーツケースを持って乗車すると疲れる

混んでいた場合座れない

停車駅がそこそこある

スーツケースを置けるスペースはない

ATVOバス

ATVO-Azienda Trasporti Veneto Orientale.AutoBus,Servizio Noleggio,Trenini Panoramici,Orari Autolinee
ATVO-Azienda Trasporti Veneto Orientale, la società offre molti servizi tra cui: Servizio Urbano e Extraurbano, Servizio noleggio, trenini panoramici, servizio...

メリット

スーツケースを預けられるので座っていればいい

座ることができる

デメリット

チケットの発券機の場所が限られている(空港に何台か設置されていて往復券の購入が楽)

割高(片道10€。ACTVの場合は1日券なら25€)

(ACTVの1日券ならそのチケット1枚でピッとかざすだけ)

ATVOチケットを間違って購入してしまった!払い戻しはできる?

できました。

筆者はマルコポーロ空港のチケットオフィスでしてもらいましたが、キャッシュでの返金です。すぐに対応してくれました。

クルージング利用者におすすめ!ピープルムーバー(PEOPLE MOVER)での移動

グーグルマップで経路検索してもなぜかピープルムーバーのアクセス方法が出てこないのですが、ベネチアの本島にベビーカーや車いすの人にはとても便利なものです。

https://actv.avmspa.it/en/node/74

ACTVのチケットが使えてエレベーター完備、7分毎列車運行

乗車時の段差もなく乗り降りも楽々です!

Marittimaターミナルからの移動もとても便利です!

ピープルムーバーの駅でチケットは購入できる?

駅の一階に発券機が設置されていました。購入してそのまま乗車することができます。