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初めての香港旅行!3泊4日滞在した筆者が教えるモデルコースと予算感!筆者が実際に経験した知っておいてほしい事前情報

効率的な旅情報
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香港旅行の初心者に向けた記事です。香港島と九龍の見どころやホテルの選び方、キャッシュレスの方法や交通機関の利用、アートやグルメのおすすめ、出国時の注意点などを紹介しています。

3泊4日のモデルコースと予算感も参考になります。香港の魅力を満喫するための情報が満載です。

香港観光なら香港島と九龍を知っておこう

香港とは、中華人民共和国の南部にある特別行政区です。

香港は多国籍文化が交じり合う魅力的な都市で、観光やショッピング、グルメや絶景の夜景など見どころ満載です。

香港特別行政区の主要な地域として香港島と九龍があります。香港島は、香港の南部に位置し、ビジネスや文化の中心地です。九龍は、香港島の北にある半島で、香港の歴史や伝統を感じられる場所です。香港島と九龍は、ビクトリア・ハーバーという海で隔てられていますが、地下鉄やフェリーなどで簡単に行き来できます。

中国の特別行政区:中国本土から分離され、高度な自治権を持つ地域のことです。現在は香港とマカオの2つがあります。

見どころ観光スポット

  • ビクトリア・ピーク(100万ドルの夜景):香港屈指の絶景スポットです。夜景が綺麗な観光名所として知られています。ピークトラムに乗って山頂まで行くと、香港島と九龍半島の壮大な景色が一望できます。
  • M+:香港の美術館です。+は「ヴィジュアルカルチャー」をテーマに、20世紀以降のアジアや世界の美術、デザイン、建築、映像などを展示しています。
  • 香港ディズニーランド(迪士尼樂園):香港のディズニーランドです!詳しくはほかの記事でまとめているので、よんでみてください!

安全面を考慮しネオン街はなくなった

残念ながら香港のネオンはほとんど撤去されました。

香港の100万ドルの夜景を飾っていたネオン看板が2010年の建築法等の改正以来、ほとんどのネオンが違法とされ、特にこの数年で9割ものネオン看板が姿を消したと言われています。

香港のネオンが題材の映画「燈火(ネオン)は消えず」

香港のネオンの歴史や文化に興味があるなら、映画『燈火(ネオン)は消えず』をおすすめします。この映画は、ネオンサイン職人だった夫の死後、妻が夫がやり残した最後のネオンを完成させようとする物語です。シルヴィア・チャンとサイモン・ヤムが主演し、2024年1月に日本で公開されます。この映画では、すでに撤去された数々の香港のネオンが再現されています。

3泊4日のモデルコースと予算を紹介

香港の3泊4日モデルコースをご紹介します。香港ディズニーランドは二日目に終日組み込んでいます。

香港は多彩な魅力が詰まった都市です。香港の旅を楽しんでくださいね。

1日目:香港島の観光

  • 朝:空港からMTR(地下鉄)で香港島のホテルにチェックイン
  • 昼:ピークトラムでビクトリア・ピークに登り、絶景の夜景を楽しむ
  • 夜:中環(セントラル)でおしゃれなレストランやバーを巡る

2日目:香港ディズニーランド

  • 朝:ホテルからMTRで香港ディズニーランドに向かう
  • 昼:香港ディズニーランドで日本にはないアトラクションやグルメを堪能する
  • 夜:香港ディズニーランドの花火ショーを見て感動する

3日目:九龍の観光

  • 朝:九龍に向かう
  • 昼:M+を観覧
  • 夜:女人街やランカイフォン(蘭桂坊)でナイトライフを楽しむ

4日目:香港らしさを観光

  • 朝:香港島の東側に行ってみる
  • 昼:寺院など香港の文化を触れる
  • 夜:PMQでお土産をゲット

12月1月の服装

香港の12月の気温は、日中の最高気温が約20℃、朝晩の最低気温が約15℃です。

冬用のダウンを着ている人もいれば、半袖短パンの人もいました。

天気は晴れの日が多く、雨は少ないですが、時折寒波が来て気温が下がることもあります。

トップスは長袖のニットやブラウスが良いでしょう。ボトムスはジーンズや厚手のパンツ、スカートにタイツを合わせると暖かさをキープできます。

香港島と九龍はどっちにホテルをとる?

香港島と九龍は、ビクトリア・ハーバーという海で隔てられていますが、地下鉄MTRやスターフェリーなどで簡単に行き来できます。どちらのエリアも観光やショッピングに便利ですが、それぞれに特徴があります。

おしゃれカフェや飲み屋街ランカイフォン(蘭桂坊)に行きやすい香港島

香港島は、植民地時代からヨーロピアンが好んで住んでいたエリアで、高層ビルやショッピングモールが立ち並ぶビジネス街や、海沿いのリゾート地などがあります。香港島のホテルは、九龍よりも若干安くて広めの部屋が多いですが、中心地から離れると交通の便が悪くなることもあります。香港島に泊まると、ビクトリア・ピークやランカイフォンなどの観光スポットに近いですが、香港ディズニーランドやオーシャンパークなどのテーマパークには九龍よりは遠いです。

  • 予算が高めで、高級ホテルやビジネスホテルに泊まりたい場合は、香港島のセントラルやアドミラリティなどのエリアがおすすめです。
  • 予算が低めで、コスパ重視のホテルに泊まりたい場合は、香港島の西營盤や香港大学などのエリアがおすすめです。

香港の雰囲気を味わいたい場合は九龍

九龍は、香港の中心地として有名なエリアで、古くからの香港の雰囲気を感じられる場所が多いです。九龍のホテルは、香港島よりも高くて狭めの部屋が多いですが、繁華街やナイトマーケットに近いです。九龍に泊まると、香港ディズニーランドや空港などに香港島よりは近いです。

  • 香港の雰囲気を味わいたい場合は、九龍のチムシャツイやモンコックなどのエリアがおすすめです。
  • 香港ディズニーランドに行きたい場合は、九龍の尖沙咀や九龍駅などのエリアがおすすめです。

3泊4日の旅行料金

項目一人分金額
航空券費用60,000
ホテル代60,000
食事費用20,000
お土産代20,000
交通費用6,000
観光・アクティビティ費用15,000
香港ディズニーランド費用10,000
Wi-Fi・通信費用2,000
合計193,000

合計:約19万円~10万円前後です。

ただし、これはあくまで目安であり、時期や人数、好みなどによって変動する可能性があります。実際の費用は事前に確認してください。

また、香港の通貨は香港ドルですが、日本円とのレートは変動します。2024年1月14日現在、1香港ドルは約18.53円です。香港旅行前には、最新の為替レートをチェックしておきましょう。

香港のキャッシュレス事情!現金はいらない?換金はいくら必要?

香港は国際金融都市であり、クレジットカードや交通系ICカード「オクトパス(八達通)」などのキャッシュレス決済が広く利用されています。ショッピングモールやスーパー、レストランなどではほとんどの場所でカードが使えます。

カードタイプのオクトパス購入は現金のみ

現金を全く持たなくても大丈夫かというと、そうとも言えません。屋台や一部のタクシー、ローカルな店舗などは現金払いのみであることが多いです。

両替所のレートは空港よりも街中の方が良いことが多いです。

三泊四日の最低換金額

現金の必要量は、滞在期間や予定によって異なりますが、クレジットカードを持参するのであれば1日あたり5,000円分ぐらいを目安に換金していけばいざというときにも十分です。

三泊四日であれば:クレジットカードを持参する場合は、20,000円程度の現金は最低でも持参しましょう

クレジットカードを使うメリット

海外旅行でクレジットカードを使うと、以下のようなメリットがあります。

  • 現金の持ち歩きが少なくて済むので、盗難や紛失のリスクを減らせます。
  • カードに付帯している旅行傷害保険や補償制度を利用できます。
  • 両替手数料やチップ代金を節約できます。
  • 空港ラウンジやキャッシングサービスなどの特典を利用できます。
  • 支払能力の証明になることがあります。
  • カード会社のサポートを受けられます。

海外で日本のクレジットカードを使用して支払いをしたときのレートと手数料

海外で日本のクレジットカードを使用すると、以下の2つの要素によって支払い金額が決まります。

  • 基準レート:カードの国際ブランド(Visa、Mastercard、JCBなど)が定める為替レートです。実際の為替レートよりも若干不利なレートになっています。基準レートはカードの国際ブランドの公式サイトで確認できます。
  • 海外事務手数料:カードの発行会社(三井住友、楽天、三菱UFJなど)が定める手数料です。基準レートに一定の割合(例えば1.6%など)が上乗せされます。海外事務手数料はカードの発行会社の公式サイトや契約書で確認できます。

海外で日本のクレジットカードを使用したときの支払い金額は、以下のように計算できます。
支払い金額 = 基準レート × 利用金額 × (100% + 海外事務手数料)

例えば、海外事務手数料が1.6%のVisaカードで100ドルの買い物をしたとします。その日のVisaの基準レートが1ドル=110円だとすると、支払い金額は以下のようになります。
支払い金額 = 110円/ドル × 100ドル × (100% + 1.6%) = 11,176円

公共交通機関はVISAが使える

香港では、MTR(地下鉄)、バス、ミニバス、トラム、フェリーなど、さまざまな公共交通機関があります。

これらの交通機関は、オクトパスカード(ICカード)、で便利な支払いができます。

VISAカードは、MTRのエアポート・エクスプレスで利用できますが、その他の公共交通機関では使えません。

香港での移動には、オクトパスカードを購入することをおすすめします。

VISAカードの使い方やオクトパスについては違う記事で詳しくまとめます!

香港のアートを身近に感じられる施設も多い

中国人アーティストだけではなく日本人デザイナーの作品も多く展示M+

M+とは、香港の西九龍文化区にある視覚芸術の美術館で、2021年11月にオープンしました。

M+は、20世紀から21世紀のアジアや世界の美術、デザイン、建築、映像などの作品を収集・展示しており、アジア最大級の文化施設です。

M+のコレクションは、約3万点におよび、中国の現代美術作品を中心に、アジアや欧米のコンセプチュアルアート、倉俣史朗のデザインした寿司屋「きよ友」、アンソニー・ゴームリーの巨大インスタレーション作品などが展示されています。

かつて芸術家や文化人が集まる場所、ランカイフォン(蘭桂坊)

ランカイフォンとは、香港島の中環(セントラル)にある繁華街のことです。欧米風のレストランやバーが多く、香港のナイトライフを楽しめる場所です。映画やドラマのロケ地としても有名です。

ランカイフォンは、1980年代に香港の実業家であるアラン・ジェムが開発したエリアで、当時は芸術家や文化人が集まる場所でした。現在は、観光客やビジネスマン、欧米人などが多く訪れる、香港を代表するナイトスポットになっています。

お土産や記念品を是うなら絶対行ってほしい芸術家が集まるPMQ

PMQとは、元創方という意味で、香港島の中環(セントラル)にあるクリエイティブな複合施設です。

かつては警察官舎として使われていた建物をリノベーションし、2014年にオープンしました。

PMQには、約100のショップやアトリエ、レストランやカフェ、ギャラリーやワークショップなどが入っており、若手のデザイナーやアーティストたちが作品を展示したり販売したりしています。

PMQは、香港の最先端の文化やトレンドを感じられる場所で、ショッピングやグルメ、アートや音楽などを楽しめます。

香港のご飯はまずい?衛生面はどう?食べておきたい香港フード

香港のレストランの味付けは、日本人にも好まれるものが多く、むしろとてもおいしかったです!

香港は、中華料理の中でも広東料理が主流で、醤油やオイスターソース、砂糖などでさっぱりとした味付けになっています。

また、香港は海に面しているので、新鮮な海鮮料理も豊富にあります。

衛生面は、床がぬるぬるしたりしているところはありましたが、筆者のいったレストランはとてもきれいに管理されていました。ですが、カットフルーツなどが虫がついてもお構いなくで屋台で販売されていたのを目撃しました。

香港でぜひ食べてほしい料理

Bakehouseのエッグタルト

エッグタルトとは、バターたっぷりの生地にカスタードクリームを入れて焼いたお菓子で、香港の代表的なスイーツです。

香港では、パン屋やカフェ、飲茶のレストランなどで広く販売されており、焼きたての熱々のものがおすすめです。

正斗粥麵專家のワンタンはエビがプリプリ・ワンタンゴム麺

小麦粉と卵で作った細麺に、豚肉や海老などの具材を包んだワンタン(雲呑)とスープを合わせた料理で、香港の代表的な麺料理です。

特に麺が個性的で、食感が“まるでゴムのよう”と例えるほどに弾力があります。

駅構内には入らずいける香港 ティムホーワン本店(tim ho wan)

日本でも食べられるようになったティム・ホー・ワンですが、味は日本人の口に合ういわゆる中華で、くどくなく次次に注文してしまう味です。

筆者は友達に「本店は味が違う、から行くべき。」と言われていきましたが、東京の店舗と変わらず大変おいしかったです。

香港駅直結の駅ビル内にあるので、Airport Expressで香港駅到着後すぐに行けます。

これだけは覚えておいて!出国でのトラブルを回避

香港中心部からの香港国際空港への移動へ便利だが、早めの移動をこころがけよう

香港中心部から香港国際空港までは約35km離れていますが、アクセスはとても便利で、以下のような選択肢があります。

  • エアポートエクスプレス(電車):香港駅や九龍駅から空港まで約24分で到着できます。料金は香港駅からだと片道115HKD(約2,070円)です。 お得なトラベルパスもあります。
  • 空港バス:市内のさまざまな場所から空港まで乗り換えなしで行けます。最も安い移動手段で、40HKD(約758 円)前後で香港島や九龍半島へアクセスできるのが魅力的。所要時間は約50分から1時間で、各方面へのバスは約15分間隔で運行されています。
  • タクシー:市内から空港まで約270HK(約4,860円)から340HKD(約6,120円)で行けます。 ただし、荷物やトンネルの通行料などで追加料金がかかる場合があります。

空港へのバスは乗れないこともある!

筆者はバスを利用しようと、香港島ホテルの近くの空港行のバスが止まるバス停でバスを待っていましたが、目の前でに二台見逃しました。15分ごとにバスが来るのですが、すべて満席というか、立つ場所もないような状態でした。

結果的に香港駅まで移動し、エアポートエクスプレスで移動しました。国際線は搭乗の1時間前で、チェックインが終了してしまいますので、早め行動をしていくことと、香港から空港へバスを利用するときは、満席ということもあるので気とつけてください。

入国カードは出国時も必要

入国カードとは、観光などの目的で特定の国に入国する際に提出を義務付けられている用紙です。

筆者は、入国審査の時提示してからもう使わないと思い鞄の奥底にくしゃくしゃに保管していたのですが、出国の時も提示する必要があります。

出国審査の時に、入国カードなしでパスポートのみ提示したところ、「入国カード提示しろ。」と言われました。ない場合は、再度記載する必要があり時間がかかるので気を付けましょう!

ベビーカーや車いすの観光は可能?


香港は階段が多い!ベビーカーや車いすだとエレベーターやスロープなどの用意がない場所も多く厳しいかもしれません。