ホーチミン旅行で、東南アジアらしさを楽しみたいと思う人は少なくないですよねん。
この記事では、ホーチミン旅行でマングローブ林をツアーに参加してみた体験談とマングローブ林ツアーとメコン川クルーズの魅力を比較して日帰りツアーならどっちがおすすめなのかを説明しています。
マングローブ林へのツアーを検討している人の参考になれば幸いです!
ホーチミン近郊のマングローブ林
有名なマングローブ林の一つは、カイン川(Cần Giờ)に位置しています。
カイン川デルタは、ホーチミンからおおよそ40キロメートルの距離にあり、ホーチミン市内からもアクセスしやすいです。カイン川デルタは、広大なマングローブ林が広がり、豊かな生態系と多様な生物相を提供しています。また、ここにはカインギオ国立公園(Cần Giờ Mangrove Forest Biosphere Reserve)もあり、保護と研究が行われています。
ホーチミンからは他にも、ヴォーチャン・ヴァン・テム湖(Vườn quốc gia Vũng Tàu)やヴィン・レン(Vĩnh Lợi)地域にもマングローブ林があります。これらの場所はホーチミンから車で数時間で到達できます。
ホーチミン市内から日帰りで訪れることができるマングローブ林があるため、マングローブの生態系を観察したり、ボートツアーで探索したりすることができます。
マングローブ日帰りツアーいってみた
筆者はHISの日本人ガイドさんのツアーを予約しました
料金
1人:11,000円程度
以下の項目は、料金に含まれていました。
主要時間
8:30~16:00
7時間半前後観光には時間がかかります。夜のホーチミンを楽しむにも時間の余裕は十分にあります。
持参品
- 虫よけスプレー
- 日焼け止め
- 帽子
- 飲み物
- 消毒シート
- トイレに流せるティッシュ
服装
歩く道は、基本的に舗装されておりぬかるみの中を歩くということはあります。
虫もさほどおおくはありませんでした。
- 半袖(日焼けや虫刺されが気になる人は長袖)
- 歩きやすい靴(筆者は、keenのサンダルで行きました。)
- 長ズボン、半ズボン
- リュックなど両手が開くバッグ
日帰りツアーの流れと口コミ
①お迎え
事前に予約の時に伝えているホテルまでお迎えに来てくれました。
10分連絡なく待ち合わせ場所に到着できないと自動キャンセルに!注意しましょう!
わたしが予約したツアーでは、土日でしたが筆者たちのみの予約でした。
②車で南部にするためのフェリー乗り場まで移動
この度では合計5回フェリーや小型船に乗船します。
まずは、車ごと移動する大き目のフェリー乗り場まで1時間ほど向かいます。
南部に向かうにつれ、路肩でのフルーツ販売なんかの屋台も多くなってきます
日本語をしゃべれるツアーガイドさんは道すがらフルーツを購入したり、ゆったり気ままな道中です。
そして、そのフルーツを「食べてみない?」と分けてくれたり、フリーダムなツアーでした!
③車ごとフェリーに乗船
フェリーに乗船して、南部へ向かいます。
フェリー乗り場には、宝くじを売り歩く中年女性や男性が2.3人います。
④トイレ休憩とコーヒーブレイク
フェリーから降りたところで、また、以南へ40分ほど車で移動します。
途中トイレができる場所がないので、到着したフェリー港近くのカフェでトイレを済ませます。
ここでも、ツアーガイドさんがコーヒーを注文してくれて少しコーヒーブレイクをします。お金は、もちろん払います。
⑤マングローブ林に行くまでの小型船乗り場へ
森の中をすこし走っていくと、小型ジェット船の乗り場に到着します。
ここでもトイレをすることができます!
乗り場の周りはすでにマングローブ林です。
⑥小型船
小型ジェット船はほんとに早いです。
帽子や荷物が飛ばされないように足元に置いて保管しましょう!
⑦マングローブ林のなかの蝙蝠の巣
小型ジェット船に乗船して、十分ほど乗船したところで、マングローブ林に生息する蝙蝠を見に行きます。
小型ジェット船から、木製のいかだに乗りかえ入り組んだマングローブ林の中に進んでいきます。
蝙蝠は、はっきりは見えませんが、おおきな何かが飛んでいるのは確認できました。(笑)
にわか雨の時は、足元が滑りやすい
マングローブ林をツアー中に通り雨がありました。小型ジェット船に雨がっぱが積まれており、雨が続いても安心です。
ですが、足元は滑りやすいので、踵部分が保護されていないサンダルは避けましょう!
⑧ワニ釣り
いかだを下船し、また小型ジェット船に乗船。
次は、マングローブ林の遊園地のような場所に到着します。
ここでは、マングローブ林を見ながらの食事や展望台、ワニ釣りなどを楽しめます。
ワニ釣りは、安全性は確保されているのでしょうが、スリルを感じることができます。ワニに釣り竿の先について、鶏肉の様な何かを食らいつかせるとという、アクティビティなのですが、ワニがかわいそうと感じてしまいました。
ですが、ここまで近くワニを見ることができるのは、なかなかない経験になります。(ワニは、午後にたくさんご飯を食べさせてもらっているとのことでした。筆者が行った午前中は、空腹を維持するため特に餌を食べさせていないとのことでした。)
⑨展望台
実際景色はマングローブ林を上から眺めることができます。
上っても、上らなくもどちらでもよいかもしれません。(笑)
⑩食事
ツアーの中にご飯も含まれており、ワニ釣りをした足で、食事処へ。
味は薄目ですが、ローカルベトナムごはんを感じられます。
田舎のトイレ事情はいろいろとすごい
お食事処のトイレは、自然の中ということもあり、トイレ内個室の天井には植物が生い茂り、虫が落ちてくるのではないかという、恐怖との闘いでした。
また、トイレットペーパーもないためティッシュは持参しましょう!
⑪ホテルまでの帰路
一通り観光を終え、小型ジェット船に再度乗船して、車まで戻ります。
来た道と同じルートで帰路につきました。
今回は私たちだけということもあり、ホテルまでの送迎ではなく「中心街で好きなとこに下車しても良いよ!」と、ツアーガイドさんが言ってくれました!ですが、汗だくというのもあり、一度ホテルへ
ツアーガイドさんや運転手さんにチップはいる?
筆者も渡すかどうか悩んだのですが、フルーツをごちそうしてもらったりしたのもあり、チップをお渡ししました。
金額としては、運転手さんに200円(30000ドン)、ガイドさんに300円(50000ドン)程度なので、ほんとに気持ち程度です。
マングローブツアーに行ったついでに宝くじ
フェリーやカフェでお茶をしている時に、よく紙の束を見せてくれ人がいれば、ベトナムの宝くじ売りの人かもしれません。
賭博は国の法律で禁止ですが、宝くじはベトナムで公営賭博なんですね。
ツアーガイドさんによるとベトナム人は宝くじをよく買うようで、ガイドさんも20万円当てたことがあると言っていました。
筆者も、3000円程度で購入してみましたが、見事に外れました。
枯葉剤とマングローブの植林事業
ベトナムのカイン川のマングローブ植林事業は、枯葉剤(Agent Orange)の影響を踏まえた特殊な課題として取り組まれています。枯葉剤は、ベトナム戦争中にアメリカ軍が使用した除草剤であり、その成分にはダイオキシンと呼ばれる有害物質が含まれていました。
マングローブ林とメコン川クルーズならどっちがおすすめ?
マングローブ林ツアーの魅力
- 自然の美しさ: マングローブ林は独特の自然環境であり、豊かな生態系を提供しています。ボートツアーなどでマングローブ林を探索することで、美しい景色や珍しい生物を観察することができます。
- 環境教育: マングローブ林ツアーでは、マングローブの重要性や戦争、保護活動について学ぶ機会もあります。自然環境への理解を深めることができます。
メコン川クルーズツアーの魅力
- 文化と歴史: メコン川はベトナムの重要な水路であり、メコンデルタ地域は豊かな文化と歴史を持っています。メコン川クルーズツアーでは、川沿いの村や市場を訪れ、地元の文化や生活に触れることができます。
- 風景の多様性: メコン川クルーズは、美しい風景を楽しむことができます。水上での景観や水辺の田園風景など、様々な風景を眺めることができます。
どちらのツアーも魅力的な体験ですので、旅行の目的や興味に合わせて選ぶことをおすすめします。
ですが、マングローブ林は移動も長く、お値段も割高です。手軽にベトナム(東南アジア)らしさを楽しむには、メコン川クルーズがおすすめです。