この記事では、2023年12月にアナ雪エリアがオープンしたての香港ディズニーランドを一日滞在した筆者が、香港ディズニーランドに初めて行くという人が知っておいたほうがいい情報をまとめています。
効率的な回り方や、食事、帰るの混雑具合などを含めてまとめています。筆者は、グリーティングなどよりもアトラクション中心にまんべんなく回ることを意識していますので、自分好みにモデルコースを作る参考にしてみてください。
香港ディズニーランドとは?
香港ディズニーランドは、香港の荃湾区に2005年にオープンしたディズニーパークで、香港政府とウォルト・ディズニー・カンパニーが共同出資しています。香港ディズニーランド・リゾートは、他のディズニーホテルやショッピングモールとともに構成されています。2020年には「キャッスル・オブ・マジカル・ドリーム」と呼ばれるお城がリニューアルされ、13のディズニー物語のプリンセスや女王にインスパイアされたデザインとなりました。香港ディズニーランドは通称「HKDL」や「香港ディズニー」と呼ばれています。
チケットの値段とオプションについて
チケット購入や以下のオプション情報は長くなってしまうのでこちらの記事を参考にしてください!
- Early Park Entry Pass(アーリーエントリー)
- (ミールクーポン)フードチケット
- ディズニープレミアムアクセス
2023年12月、年末年始は空いている?
香港ディズニーランドは2020年より前までは、すべてのアトラクションが15分程度の待ち時間で乗れたといわれていますが、そんなことはありませんでした。
2024年人気なアトラクションは30~50分は、待つ必要があります。
そして年末は12/25のクリスマスを過ぎてもクリスマスシーズンが継続されるため、ショーがクリスマス仕様であったり、クリスマスツリーの点灯式が毎日行われるため訪問者が多く、混雑しています。
アナ雪エリアの混雑具合
筆者は12月にパークに行きました。アナ雪エリアは朝一から並んでいるお客さんたちが開園とともに走ってまでアトラクションに向かっていきます。ワンダリング・オーケンズ・スライディング・スレイとフローズン・エバー・アフターは開園とともに40分~50分待ちになっていました。
午後になれば空くだろうと思っていましたが、午後にかけて入場者も更に増えていき混雑度はさらに増していました。ですが。待ち時間が60分をこえることはありませんでした。閉園時間が近づくにつれモーメンタスのショー待ちに人が移動するため、待ち時間は短くなる傾向にあります。
エリアごと待ち時間比較
以下の表は待ち時間をまとめています。
開園からアナ雪エリア(frozen)は混み続けますが、夕方で一度波が落ち着きます。アナ雪エリアが朝一で混雑するので、アナ雪エリアを楽しんだ人たちが次に、トイストーリーエリアに向かうため午後はトイストーリーエリアが混雑してきます。
また、モーメンタスはHKDLの一番の見どころといっても過言ではないくらい見ごたえがあります。
そのため、観覧は大変混雑します。早めの行動をお勧めします。
ワンダリング・オーケンズ・スライディング・スレイ(Frozen) | ハイパー・スペース・マウンテン(トゥモローランド) | RCレーザー(トイストーリー) | |
10:15 | 40 | 5 | 10 |
11:00 | 60 | 10 | 5 |
13:00 | 50 | 20 | 30 |
15:00 | 40 | 10 | 50 |
16:00 | 40 | 20 | 50 |
17:00 | 30 | 10 | 40 |
18:00 | 30 | 10 | 30 |
19:00 | 40 | 10 | 30 |
20:00 | 10 | 5 | 10 |
香港ディズニーランドのアトラクション一日モデルコース
筆者はグリーティングにあまり興味がなく、見どころアトラクションとショーを一通り楽しみたい派のため、グリーティングは移動中に見かけたら列が短ければ行っていました。
人気エリアに当たるフローズンやトイストーリーエリアに関して重点的にまとめています。
アトラクションの待ち時間は最大でも50分程度で、日本のディズニーランドほど待ちません。ただ、朝一で空いているタイミングを狙って入園したものの16~17時には一通り見回り終わってしまい、20:30からのモーメンタスまでダラダラと時間をつぶすような形になってしまいました。香港ディズニーランド周辺には、日本のイクスピアリのようなスペースがなく、途中退場してから再来園というのも効率的ではありません。(パークへの再入場には、チケット、パスポート、またはその他の有効な身分証明書が必要です。)
- 開園30分前にディズニー到着
- オープンとともにフローズンエリアでアトラクションを一つ乗る
- 待ちながら10:30発券開始のスタンバイパス取得
- 待ち時間が短ければもう一つも乗ってしまう
- ハイパー・スペース・マウンテンは待ち時間が短いためショーの合間で楽しもう
- カチューシャなど買い物
- 昼のショーを観覧
- 昼食
- トイストーリーエリアへ行きアトラクションを連続で乗る
- 待ち時間の状況を見ながらショーやアトラクションを見て回る
- 17時前後でビッググリズリーマウンテンラナウェイマインカーを楽しむ
- 夕食
- 20時ころからモーメンタスの待ち列に並ぶ
これは行っとこう!欠かせない見どころは
東京ディズニーランドのような感じのアトラクションも多く、楽しむことができます。また、ショーも英語ではありますが、見ごたえあるものも多くありました。
乗り物アトラクション
- RCレーザー(トイストーリー)
香港ディズニーランドのタワーオブテラー。アトラクションでは一番スリル感がありました。 - トイソルジャーパラシュートドロップ(トイストーリー)
浮遊感が楽しい!落下時は結構ふわっとします。 - ハイパー・スペース・マウンテン
日本のスペースマウンテンとほぼ一緒です。 - プレイハウスインザウッズ(Frozen)
アナ雪エリアは日本にはまだありませんので、ぜひ訪れておきたいです。落下する場面があり、結構楽しいです。 - ワンダリング・オーケンズ・スライディング・スレイ(Frozen)
アナ雪エリアのジェットコースターです。短いですが、待ち時間のスペースも楽しいのでおすすめです。 - ビッググリズリーマウンテンラナウェイマインカー
日本のビッグサンダーマウンテンのようなアトラクションですが、日本のよりも意外性があって楽しかったです。
ショー
- プレイハウスインザウッズ
アナ雪エリアでスタンバイパスが必要なショーです。アナとエルサと体験型のショーを観覧することができます。 - ミッキーアンドザワンダラスブック
ラプンツェルとリトルマーメイドのアリエルがデュエットするシーンは物語を超えていて感動しました。ショー回数は一日6回あり、開演10分前に入場ストップされるので、早めに入場しましょう。 - モーメンタス
夜に城を舞台に上演されるショーですが、花火の量も多く見ごたえ抜群です。ショーの終了とともに帰宅ラッシュが始まりできるだけ早く動きましょう。
モーメンタス後の帰宅ラッシュは激こみです。
おすすめのホテル情報はこちらでまとめています。
開園時間より早く開場する?
筆者が2023年12月に来園しましたが、開園時間は10時でした。
筆者は朝食兼昼食に当たるパニーニを片手に待ち時間を過ごしました。
9:30 | 手荷物検査オープン |
9:50 | 開場入園開始 |
10:00 | 城前で待機 |
以上のように、10分早く入場はすることができましたが、frozenエリアに行く際に経由する広場で結局10時まで待機することとなります。10時まではアーリーエントリー者の優先時間に当たるので、城奥に進めないことも理解できます。この待機中が人が密集していて居心地はいいものではありませんでした。
メインストーリーの途中では、ミッキーのグリーティングもあり、空いているたのでそちらに並ぶのもありですが、Frozenの待ち時間は延長することが考えられます。
モーメンタスの見やすいポジション
モーメンタスはの観覧は大変混雑します。
また、身長の高い海外の人も多く、自分のような身長の低い日本人はかなり見ずらい状況になります。
そのため、場所は限られますが正面のスペースで見る場合、以下の写真の青い点がしめしている縁石の上に上がることで、少し身長の不利を埋めることができます。また、縁石がカーブ上になっているので前の視界も少し開けるので見やすい場所です。
ですが、混雑はするので、手荷物には十分注意しましょう。
周辺での食事はあり?フードの持ち込みは
筆者は、一食付き(2イン1 ミールクーポン)を使用していたのですが、パーク内のミールクーポンを使用できるレストランは行きたいと思うレストランがなく、お腹を膨らます程度の認識で食事をしていました。香港ディズニーランド周辺には、日本のイクスピアリのようなスペースがなく、途中退場してから再来園というのも効率的ではありません。
以下の画像のクリスタルロータスの飲茶などは予約が必要ですが、おいしいそうなのでいってみることをおすすめします。
画像引用:香港ディズニーランド
香港ディズニーランドの手荷物検査は厳しい?食品の持ちこみに関して
ゲストは自己消費を目的として、個別に分けられた飲食物をパークに持ち込むことができます。 例としましてリンゴ、バナナ、チップスの袋、パッケージ入りビスケット、パン、サンドイッチなどは許可されております。
香港ディズニーランド
食品の安全性と快適なゲストエクスペリエンスを確保するため、加熱・再加熱・加工・冷蔵・温度管理が必要な食品は許可されておりません。 生肉、刺身、刺激臭のある食品も一切禁止されております。 例としまして、熱湯を必要とするインスタントラーメン、自炊鍋など再加熱機能付きの容器に入った食品、スイカやパイナップルなどナイフで処理する必要がある果物、温度管理が必要なケーキ、ドリアン製品、臭豆腐、においの強いチーズ、においの強い魚や魚介は許可されておりません。 なお、アルコール飲料、缶、ガラス容器をパークに持ち込むことはできません。
食品の持ち込みは許可されています。筆者は、入園までの待ち時間に朝香港のカフェでテイクアウトしたコーヒーとパニーニを持参して、待ちながら食べていました。
手荷物検査でも特に何も言われませんでした。
昼食を持参したサンドイッチで済ますなどすると時間も効率的に使えるかもしれません。
パーク内にお湯はある?
インスタントラーメンなどでの利用は許可されていません。ゴールデンクロッカスイン内の食事スペースにお湯スポットを見つけることができました。
ポップコーンはキャラメル味のみ!
ポップコーンは日本のように味がたくさんあるわけではありませんので、甘いのがあまり好きではない人は注意が必要です。
服装はどうする?
12月の香港は暑かったり寒かったり難しい気候でした。
最低12°、最高20°という気温でしたが、半袖でも暑い時間もあり、上着で体温調整できるかっこがおすすめです。
香港ディズニーランドのポップコーンバスケット
香港ディズニーランドでもポップコーンバスケットは販売されていました。ですが、duffyポップコーンバスケットとミッキーのバスケットのみでした。
おすすめカスタマイズカチューシャ
カスタマイズカチューシャはまで日本のディズニーランドでは、購入できないためぜひ作成してみることをお勧めします。ですが、高いです。
ほかにも光るカチューシャや肩乗せウッディの人形などをつけている人を見かけました。
カチューシャは香港国際空港内のディズニーショップでは販売されていない
香港国際空港にはディズニーショップがありますが、お土産品は扱っていますがカチューシャは販売されていませんでした。
キャストさんは園で注意はあまりしない
自撮り棒や三脚の使用は禁止だが、スタッフの前でも結構使っている
ウォルト・ディズニー・パーク&リゾートの規約に従い、2015年7月1日より香港ディズニーランド・リゾートではパーク内での自撮り棒の使用を禁止しています。手荷物検査の際に自撮り棒をお持ちの場合は、手荷物の中にしまっておくか、MTRディズニーランド・リゾート駅近くのパーク・プロムナードにある手荷物預かりで自撮り棒を預けていただける必要があります。
ですが、使っている人がたくさんいたので、筆者は来園中「香港ディズニーランドは自撮り棒三脚のの使用が許されているんだ。」と思っていたほどです。
ミッキーアンドザワンダラスブックなどショー中は撮影し放題、むしろフラッシュも使用している人も
ミッキーアンドザワンダラスブックでは、写真動画の撮影は許可されていません。上映前に注意も流れますが、動画でも写真でも撮影している人がたくさんいました。暗い観客席の中なので、まずスマホ触っているととても目立つのですが、どう見ても撮影してる画面を確認できました。
ショーの最中には、ラプンツェルとアリエルがデュエットするシーンもあり、筆者ももちろん撮影しい気持ちもありましたが、日本人としてやめておきました。
ショー中終始撮影している人がいましたが、キャストさんも制止ことはなく、少しもどかしさを感じました。
正直な感想、いって失敗だった?
検索ワードに、つまらない、狭い、小さい、汚い、臭い、なんてネガティブな評判が多い香港ディズニーランドですが、そんなことは全くありませんでした。
身長制限のあるスリリングなアトラクションは6つあり、グリーティングは東京ディズニーランドよりも混雑していないためスムーズに案内されつまらないという印象は全くありませんし、一日で回ることを考えるとほど良い狭さに思えました。
また、日本のディズニーランドにはまだないFrozenのエリアができたことを加えるとぜひ訪れてほしいと思います。
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