国際線の多くで座席指定が可能です。航空会社によって手続きの詳細は異なりますが、通常は航空券を予約し購入した後、公式ウェブサイト、モバイルアプリ、カスタマーサービスセンター、または旅行代理店を通じて座席指定を行うことができます。
一緒に旅行する楽しみの一つは、移動中も一緒に過ごす時間を楽しむことにありますから、バラバラの座席だと少し残念ですよね。
座席指定なしで国際線を友達や家族旅行で搭乗すると座席はどうなる?
座席指定していない場合、座席はバラバラになる?
海外旅行に15か国行ったことのある筆者の経験からすると80%の確率で隣に座ることができました。
飛行機で事前に座席指定をしていない場合、座席がバラバラになる可能性があります。これは、特にフライトが満席に近い場合や、グループで旅行している場合によく起こります。航空会社はチェックイン時に自動的に空いている座席を割り当てますが、その時点で利用可能な座席が限られているため、一緒に予約した人たちが隣同士や近くに座れるとは限りません。
ただし、多くの航空会社では、家族やグループが一緒に座れるよう努力しています。例えば、家族連れや小さな子供がいる場合、航空会社は可能な限り彼らが近くに座れるよう配慮することがあります。それでも、確実に一緒に座りたい場合は、事前に座席指定を行うことが最善の策です。
中東の国系の航空会社などを利用した際は、特に融通を効かせてくれなかったことを覚えています。
なぜか友達と一つだけ座席が分かれたり、自分と西洋系の人が隣で、私の友達と西洋系の人のパートナーが一隣の席だったこともあり、お互いの同意を取り座席交換したこともありました。
旅行で長時間の機内の座席がバラバラになるとリラックス度も楽しさも半減
国際線は基本的に長時間になることが多く、眠って食べて、映画やゲームを楽しんで、という移動日といえど旅行の一つの大切な時間です。
特に長時間のフライトでは、隣に知り合いがいると安心感があり、会話を楽しんだり、経験を共有したりすることができます。筆者は、以下の点を国際線に乗るときに友達と助け合っています。
- 友達が隣だと飛行機内での睡眠も安心
- 機内食を違うものを注文して共有できる
- 寝ているときに受け取れなかったお菓子などを代理で受け取れる
- スペースの共有は知っている人のほうがしやすい
- 映画の感想をその場で話したい
- 機内での英語対応も知人とのほうが心強い
しかし、一方で、飛行機での座席がバラバラになることは、新しい人と出会う機会にもなり得ますし、個人の時間を静かに過ごす良い機会ともなります。読書をしたり、映画を見たり、音楽を聴いたりと、自分だけの時間を楽しむこともできます。
いつ飛行機内の席が分かる?
機内の座席は事前に座席指定するか、チェックインをオンラインか、空港で行うことでわかります。
ということは、指定しない限り当日にならないと座席がどこになるかわからないのです。
LCCや国際線はオンライン事前座席指定が有料なことも
LCC(ローコストキャリア)では座席指定が有料であることが一般的です。LCCは基本的に運賃を低く抑えるために、必要最低限のサービスのみを無料で提供し、追加サービスには別途料金を設定しています。座席指定もそのような追加サービスの一つであり、特定の座席を事前に選択する場合には、追加の料金が発生することが普通です。
ANAやJALは国際線のオンライン事前座席指定が無料ですることができますが、ほかのターキッシュエアラインなどは無料で座席指定することができませんでした。
旅行代理店や旅行会社を経由する場合、座席指定ができないことも
My tripやBooking.comなど旅行代理店や旅行会社を経由して航空券を購入する場合、座席指定が直接行えないことがあります。
これは、旅行代理店や旅行会社が航空券を一括で購入し、その後に個々の乗客に割り当てるプロセスを採用しているためです。その結果、予約システム上で即時に座席指定を行うことができない場合があります。
ただでさえ、高い値段の国際線のチケットに加えて、座席指定をするとさらにオプション料金がかかってしまいますよね。
座席がバラバラにならないためにできることは?
飛行機内で座席交換を交渉する際にも、窓側の席へや通路側の席が嫌な人、有料で座席指定している人もいるので、交渉して了承をもらえることも少ないです。
- 事前に座席指定をする:可能であれば、チケット購入時またはその直後に座席指定を行います。多くの航空会社がオンラインで座席指定を提供しており、グループや家族が隣同士で座れるように予約することができます。
- 早めにチェックインする:オンラインチェックインが開始されるとすぐにチェックインを行い、座席を選択します。早期にチェックインすることで、隣同士の空席を見つけやすくなります。
- 追加料金を支払う:事前座席指定に追加料金が必要な場合もありますが、グループで隣同士で座りたい場合は、このオプションを検討する価値があります。
- 空港でスタッフに相談する:オンラインでの座席指定やチェックインで希望の座席が確保できなかった場合は、空港のチェックインカウンターや搭乗ゲートで航空会社のスタッフに相談してみてください。空席状況にもよりますが、スタッフは可能な限り希望に応えてくれることがあります。
- 柔軟に対応する:完全に希望通りの座席が確保できない場合でも、搭乗後に他の乗客と座席を交換してもらえるか尋ねることができます。このとき、他の乗客に迷惑をかけないよう、丁寧に依頼することが大切です。
ANAで座席指定していたのに前日に座席を確認すると勝手に変わっていることも
実は筆者はシンガポール→日本の移動で二回経験しています。座席指定の意味とは、
ANAは無料で座席指定できるので、皆さん座席指定をしていることが多いです。
再度空いている座席がないか確認
前日に座席が友達と隣じゃない場所に移動していることに気づいても時はすでに遅く、満席の搭乗だったこともありオンラインの座席変更してみても移動可能座席がありませんでした。
オンラインで対応できない時は早めに空港に行ってみよう
早めに空港にチェックインと交渉してみましたが、空港スタッフも「そんなこと言われても、知らない。」という態度で対応されてしまいました。
実際に座席に座って交渉するも、友達との座席がとても離れていたことに加え、自分の座席も3人席の真ん中で誰も変わってくれるような良い席でもなかったため交渉をあきらめました。
国際線を楽しみましょう
友達とバラバラの座席になってしまった場合でも、フライト前後の時間を共有することで、旅行の楽しさを十分に味わうことができます。また、搭乗後に座席交換をお願いすることで、隣同士になれる可能性もあります。感じ方はさまざまですが、旅行の全体的な経験を楽しむことが大切です。