イラストを描くことが好きで、意味わからない鳥さんたちご紹介ているzawamiです。
今回ご紹介するのは日本ではほとんどお目にかかることのできない鳥アカミノフウチョウ!
アカミノフウチョウ
アカミノフウチョウは、スズメ目フウチョウ科の鳥類で、インドネシアのニューギニア島西部に固有の種です。非常に美しい羽色と独特な形の尾羽を持つ雄は、地上での求愛パフォーマンスで雌を魅了します。
学名:Cicinnurus respublic
和名: アカミノフウチョウ
英名:Wilson’s Bird-of-paradise
命名はナポレオンの甥っ子にあたる共和主義者で博物学者がリュシアン・ボナパルトが学名を命名しています!
res publicaはスペイン語で”共和的な”という意味でついてます
特徴
アカミノフウチョウは、全長約21cmの小型の鳥です。雄は赤と黒の羽色で、首の後ろは黄色、胸は緑色、脚は青色です。頭頂部は鮮やかな青い皮膚がむき出しになっており、「キ」の字型に黒い羽毛が生えています。尾羽は2本で、紫色に輝き、くるくると巻いています。
雌は雄ほど派手ではなく、茶色っぽい羽色で、腹部には縞模様があります。雌も雄と同じく、頭頂部は青い皮膚が裸出しています。
分布と生息地
アカミノフウチョウは、インドネシアの西パプア州にあるワイゲオ島とバタンタ島にのみ分布しています。低地から丘陵地帯の熱帯雨林に生息し、果実や昆虫を食べます。
生態と繁殖
自分の求愛ダンス場は自分で整備する!
雄は木の根元あたりに止まって、自分の上に止まる雌に向けて求愛ダンスを踊ります。
その木が生えている周りを、葉1枚も落ちていないように、くちばしでくわえてほいほい片付けていきます。一家に一台ほしいですね。
真っ青な頭部が夜目にもくっきりと見え、深い緋色の背とビロードのような緑色の胸が鮮やかで、尾羽は銀色に輝きます。
雄は雌と交尾すると、別の雌を探しに行きます。
アカミノフウチョウの繁殖期は、5月から8月にかけてです。雌は高木の枝に、苔や植物の繊維で作ったカップ状の巣を作ります。雌は1回に1個の卵を産み、約20日間で孵化します。 雛は約3週間で巣立ちます。
画家ピート・モンドリアンのキャンバスのように三原色が身体中にあしらわれている珍しい鳥さんですね。
頭皮が真っ青で尚且つハゲてるって…どうなの?
今後もかわいい鳥さんや珍しい鳥さんをイラストと一緒に投稿していきます。
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