シンガポールを訪れる日本人観光客の皆さん、日本の格安SIMカード「POVO2.0」を海外で使う方法について興味はありませんか?
2024年3月にシンガポールでPOVO2.0の海外ローミングを使用してみた体験談をお届けします。SMSの受信が可能かどうかも含め、詳しく解説していきます。
格安SIM ポヴォ2.0(POVO2.0)とは
POVO2.0は、日本国内で利用できる格安SIMサービスです。低価格でデータ通信や通話が可能なため、多くのユーザーに選ばれています。しかし、海外での利用にはどうすれば良いのでしょうか?
SIMを差し替えなくてもアプリから設定を変えるだけで海外でのローミング設定が可能

POVO2.0の便利な点は、SIMカードを差し替えることなく、アプリから簡単に海外ローミングの設定が可能であることです。海外160以上の国・地域で、渡航前の事前購入も、渡航後の購入も可能です。
これにより、現地で新しいSIMカードを購入する手間が省けます。
POVO2.0海外ローミングを使用できる国も限られている
ただし、POVO2.0の海外ローミングは全世界で利用可能というわけではありません。利用可能な国や地域は限られているため、事前に確認が必要です。
povoのウェブサイトにて確認することができます!

シンガポールで実際にPOVO2.0海外ローミングを設定してみた

対象エリアにあたるシンガポールでPOVO2.0の海外ローミングを設定してみました。
※使用する際には、スマホ側のモバイル通信設定を変える必要があります!詳しくは公式ホームページ
筆者は、0.5GBを購入してみました。
アプリから簡単に設定が完了し、インターネットの接続やアプリの使用は問題なく行えました。
日本の電話番号のSMSは受信できなかった!
しかし、一つの問題点として、日本の電話番号からのSMSが受信できなかったという事実があります。
これは、アプリの登録時にセキュリティや認証関連のSMSを受け取る必要がある場合に不便を感じる可能性があります。
実際に筆者は、Grabアプリ登録をしたときにSMSを受け取ることができず、登録することができませんでした。
皆さんGrabを使う予定がある人は日本にいるうちに登録しておくことをおすすめします。
通信手段としてはいいけどSMS利用はまだ安定しない?
シンガポール訪問中の通信手段として、POVO2.0の海外ローミングは便利な選択肢の一つですが、SMSの受信が必要な場合は他の方法を検討する必要がありそうです。事前にしっかりとプランを確認し、快適なシンガポール滞在を楽しんでください。