知床半島から北見方面を周遊する二泊三日モデルコース
北海道出身だから知っている夕日の穴場情報などから知床の周遊プランや上士幌のタウシュベツ橋などの定番コースを合わせてご紹介!
北海道は広すぎてどこに観光に行かれるか迷う方もいるかと思います。
小樽や札幌市は観光地化が進んでおり、意外と一度行くともういいかなと思われる方もいるかと思います。
少し遠出にはなりますが、絶対に後悔させない北海道の道北周遊プランをまとめてみました。
札幌に住んでいても同じ北海道と思えないほど、圧巻の自然と癒しを感じられる上士幌や摩周の魅力を書いているので、道民の皆様もぜひ道内旅行の参考にしてみてください。
2019/5/3~5/5 旅行


概要
- ゴールデンウイークの時期 は桜の見ごろの時期ですが、道北だとみることはできない
- 五月の北海道は基本肌寒く革ジャンや厚手のトレンチコート
- 北海道は車以外でも移動は不可能です
(JRもありますが、時間が少ないのと風で止まってしまう事もよくありますのでスムーズに短期間出回るのであれば車がお勧めです。
実際移動時間が長くなりがちですが北海道の広い道をドライブできるだけでも楽しいです。)

モデルルート
1日目 神の小池、摩周湖 阿寒泊
2日目 知床周遊観光、佐呂間湖での夕日鑑賞、北見泊
3日目 糠平観光、三国峠、厚田夕日鑑賞

1日目
札幌から五時間ほど運転し摩周湖へ
行くまでには桜が咲いているところもいくつかあります。

神の子池
着けまでには、砂利道を登っていき駐車場へ。石飛など気を付けてください。
クマ出没注意の看板がちらほら散見されます

摩周湖(カムイトー=神の湖)の伏流水(湖から地下を通じて漏れ出た水)でできた池なので神の子なんですね

神の子池からすぐ近くに裏摩周湖展望台へ向かいます。
走っているだけで北海道を感じられる景色を多く見ることができます。

裏摩周湖展望台

摩周湖には霧が多いことで知られています。私が行った時も霧で湖がかろうじて見える程度でした。霧が晴れた時に現れる湖面の独特の青さは、摩周ブルーとも称され、神秘的な印象を与えます。駐車場はたくさん完備されています。
釧路の阿寒湖へ移動しそのまま宿泊
阿寒湖泊
鶴雅グループは、食事もおいしく北海道では有名なホテルグループです。
温泉は二つの施設を使うことができ阿寒温泉を満喫しました。
八階の阿寒湖を望みながら浸かれる温水プールがあります。ほんとに絶景で、夜はまたライトアップされており、天気が良ければ星も見れます。
専用の湯着もあるので水着がない方にもおすすめです。
ちなみに、少し足を延ばせば屈斜路湖があります。
屈斜路湖には温泉が湧き出ており砂湯やカヌーのみで行ける秘境の温泉という雰囲気を楽しめます。お時間がある方はいかがでしょうか

就寝

2日目
早朝
ちなみの美幌峠から雲海を見る事が出来ますが、38.8%の確率です。みれたらラッキーですね!阿寒湖から1時間半程度かかるのでもし時間の余裕があればお勧めします。
三時間ほどドライブし斜里町到着
北海道の旅はドライブが基本ですが、広くてまっすぐな道を走れるのであきません。
知床観光

1.天に続く道

2.オシンコシンの滝

3.ゴジラ岩(写真は近くのクルーザー駐船場)

4.道の駅ウトロ 昼食やお土産購入
鹿肉カレーや鰈野煮付け、焼き魚など

6.知床五湖

7.カムイワッカ湯の滝
8.知床峠
9.クジラの見える丘
10.プユニ岬
https://www.tabirai.net/sightseeing/feature/shiretoko-kanko.aspx”
この流れで観光ができれば完璧です。
クルーズに乗って知床半島をぐるっと一周できるプランもありますので、知床に一泊二日するご予定のかたにおすすめです。
観光地に関してはこのサイトが詳しく説明してくれていますのでよかったら参考にしてみてください。

知床では基本的には観光地の駐車場は駐車可能数が多く、広いです。
オシンコシンの滝に関しては、駐車場が狭く一方通行の駐車場なので観光シーズンなどは混雑しています。
キタキツネや蝦夷鹿にはよく合うことができ、道路に迷い込んでしまう事もあるので運転には細心の注意が必要です。

クマなど野獣に人間の食事を与えることで起きる,食物連鎖の破綻を勧告するポスターなど多く掲載されています。
ごみの処理など観光の際は気を付けましょう。

佐呂間町まで移動

サローマの休日といわれるほど夕日はとてもきれいでした!

サロマ湖から北見市まで移動
北見市
味覚園総本店
北海道ではよく食べられる氷〆ホルモン!!道産の生ホルモンを氷で締めることで甘みを高まるそうです。ジンギスカンに劣らずおいしいです!
前日予約をし来店しました。

そのまま北見市内のホテルに宿泊しました。
北見から1時間半ほど行った上士幌町にあるこちらの民泊はお勧めしておきます!

朝食は土鍋で一人一つづつ焚き上げてくれ、余ったら朝食の余った具を使っておにぎりにして持たせてくれます。お米がすごくおいしいのと近くの野草を使った薬味も素材を生かした味付けになっておりとごはんが何杯でもいけます。
ベランダには、ハンモックがあり、ゆらゆら揺られながら星をみあげることが出来ます。
近くに温泉があり、そちらに入浴してもいいですし、民泊に併設している家族風呂で宿泊グループごとでも利用可能です。
上士幌では㋇になればバルーンフェスタという気球のイベントがあります。コロナ禍で二年連続中止になっているみたいですが、ぜひイベントが存続してほしいですね。
北見のお土産
北見はチーズケーキが有名です!
カーリングのロコ・ソラーレで一躍有名になりました。
赤いサイロ
北海道北見市のケーキハウス ティンカーベル

チーズベークが有名です。

3日目

糠平観光
上士幌町にある糠平湖周辺にはコンクリート製のアーチ橋が今は使われることなく自然と共存していまもたたずんでいます。
数あるアーチ橋の中でも一番有名なのが「士幌線 タウシュベツ川橋梁跡」です。

この橋の珍しいところは、時期によってダムの水に沈んでしまうという特異性です。
訪れる際は、沈んでいないのかなど確認して訪れていただければと思います。

この看板が見えたら、もう少し走ったら駐車場があります。

歩いて橋の見える展望台まで向かいますが、山道を10分ほど進みます。スニーカーなどがおすすめです。

有料ですが、ツアーに申し込めば橋の近くまで歩いて向かうことができます。
三国峠ダム
三国峠ダムを上から見ることができる展望台があります。

5月いってもこの氷の量…一体冬はどうなっているのでしょうか

三国峠cafeでは、おいしいカフェラテなど自然を堪能しながら味わえる飲み物がそろえられていました。
そこから厚田ビーチセンターに向かいました。
厚田ビーチ
こちらも夕日がとてもきれいに見れるスポットなのでぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

厚田からはオロロンラインを通り札幌に戻ります。
オロロンラインは、石狩湾を眺めながら走れるドライブコースです。最後まで北海道ドライブを楽しんで頂けると思います。

北海道の雄大な自然と食を堪能していただけるモデルコースでした。
旅行で得られる疲労感より癒し感のほうが強く感じられると思います!!
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