マダガスカルを6日間かけてガイドさん付きで周遊したざわみです。
そして、私は大の虫嫌いです。なぜ、マダガスカルに行ったかというとバオバブの木を見たいためでした。
マダガスカル滞在中のホテルはマダガスカル国内では、高級なデラックスホテルをしていました。なぜなら、虫との遭遇をすこしでも減らしたいためです!
この記事では、ホテルに実際に泊まってみたレビューと観光に必要な費用やチップ、マダガスカル観光の詳細に関してまとめています。
マダガスカル国内のホテル
マンタディアロッジMantadia Lodge
ペリネに観光するために訪れたアンダシベのホテルです。
モロンダバのパリサンドレ・コーテ・オウエストとここはとてもきれいで、感動しました。なんといってもどこのホテルよりも、料理がおいしいです。
お部屋はロッジ型になっていますが、密閉性も高く虫はアリしかいませんでした。
どこのホテルもそうなのですが、ホテルのトイレやお風呂場の窓がデフォルトで開いていて宿泊者は閉めれなかったりします。
私はどのホテルでも、網戸のついていない窓などはスタッフに言って閉めてもらいました。
ちゃんとお湯も出て、安定した滞在生活でした。
朝食・夕食ともにとてもおいしく満足しました。
部屋の中でもwifiがあり、インフラも整っていました。
ホテル・デ・テルムHotel des Thermes
マダガスカルの滞在したホテルでダントツいろいろな意味で怖かったアンチラベのホテルです。
ホテルの雰囲気が全体的に暗く、歴史のあるホテルなのだと思いますが、ほんとに不気味です。
レストランは、テーブルの上の花瓶の水が交換されておらず、ヘドロのようなものがテーブルの真ん中においてあり、まず食欲がなくなりました。
また、ここでの食事は少し不安があったため、生野菜やチーズなどの乳製品は避けるようにしました。
そして、部屋もレストランも蚊が多い。安心して食事も睡眠もとれませんでした。
wifiのパスワードを教えてもらいましたが、一切通じませんでした。
パリサンドレ・コーテ・オウエストPalissandre Cote Ouest resort & SPA
モロンダバのホテルです。
なんといっても白砂の上のロッジはとても感動的で、素敵な滞在になりました。
歩いて5分ほど行けば満潮干潮によって景色の変わるビーチを楽しみにいけます。人も少なく、モザンビーク海峡のゆったりした時間を楽しむことができます。
食事も連泊していたのですが、メニューが毎日変わっていてなんといっても海鮮料理がとても美味しかったです。
ロッジタイプであり、シャワー室の床は白砂が見えるような高床式な構造になっています。部屋の中には2匹はトカゲがいましたが、虫は一切いませんでした。ここのホテルは蚊帳がセットされていて睡眠中も安心して休息が取れました。
ホテルのロビースペースのみwifiが通じます。
カールトンホテルHotel Carlton
わかりづらいですが、スタジアムの後ろにある湖近くの背の高い建物がホテルです。
アンタナナリボのホテルです。
グローバルスタンダードなホテルというか、先進国のビジネスホテルという感じの様相でした。
英語も通じますし、食事もおいしく虫の心配やお湯の心配をする必要のないような清潔なホテルです。
もちろん全室でwifiを使用することができます。
ですが、少しホテルを出たら近くには治安の悪いエリアも多く出歩くのはあまりおすすめできない印象です。
マダガスカルホテル滞在の注意点
停電はよく起きる
滞在中二回停電が落ちました。ですが10分もしないで回復しました。
懐中電灯は持参することをおすすめします。
wifiがない部屋も多い
滞在中半分以上は部屋でWiFiを利用することができませんでした。
ロビーでは大体の場合使用可能です。
トカゲはいてくれて感謝という気持ち
トカゲが苦手な人には少し大変かもしれませんが、トカゲは虫を食べてくれるので、筆者はトカゲがいてくれることに感謝していました。
水は念のため余裕をもって用意
歯磨きや嗽は水道水を使用しないことをおすすめします。
部屋によってはボトルウォーターの用意がなかったりする部屋もあるので、事前に1,2本持参しておくことをおすすめします。
いいホテルはお湯もでる
私の滞在した以上のホテルでは安定的にお湯が出ました。
中国人かどうか聞かれる
マダガスカルでは中国人とフランス人に対して、あまりいい印象を持っていない人が多いです。
中国人が海亀を密漁したり、鉱石大量に中国に密輸されているらしく、それに加えマダガスカル人労働者に対して中国人経営者が賃金を払わなかったりでトラブルも続いているとマダガスカル人は話していました。
滞在中に3回程フランス語で日本人ですか?と聞かれる場面もありました。日本人と答えると、暖かい対応を受けられました。
マダガスカルでのチップはどれくらい
ホテルのチップはクレジットカードで支払いができる?
クレジットカードでチップを支払いすることはできません。基本的に現金で渡すのですが、ホテルの滞在中はチェックアウトの時にレストランのチップを一緒に支払うことができます。
ポーターへのチップはホテルを出発する時手渡しで、枕チップは一日後と枕元に置いておきましょう。
ホテルレストランでは、チップ用の箱がレセプションの横に設置されていたりするので、そこに入れる方式のところもあります。
マダガスカルのチップルールは明確な物はなく、気持ちを渡す
チップを手渡しても、金額を確認する人は多すぎた時しかありませんでした。
少ないかな?というチップの量でも、笑顔でチップを受け取っていかれました。ほんとに気持ちを受け取っているという感じでした。
最後に宿泊したカールトンでは、宿泊費も高かったこともサービスに満足していたこともあり、多めにレストランのチップ+滞在に対するチップをレセプションで渡しましたが、多すぎます。と控えめに伝えられました。
以下には、ガイドさんにチップの目安を聞いてまとめています。少し少な目に払ってしまったこともありますが、サービスの質が下がったりということはありませんでした。。
ポーター
ポーター荷物1つにつき1滞在:5000Malagasy ariary
チェックアウト時に手渡しで渡していました。
レストラン
客1人:5000Malagasy ariary
配膳などのサービスなどを受けた場合に、お会計の時にインクルードチップで少し多めに払うという感じでした。
ホテルレストランチップ
客1人:5000Malagasy ariary
ホテルのレストランを利用した場合は、チェックアウト時にレセプションに渡すこともできます。
ホテル滞在のチップという気持ちで手渡すとよいでしょう。
ドライバー
1日1台: 40000Malagasy ariary
連日同じドライバーさんの場合は、最終日にまとめて払います。
ツアーガイド
1日あたり:60000Malagasy ariary
1時間前後の短時間ガイド:10000Malagasy ariary
枕チップ
一泊:10000Malagasy ariary
マダガスカル観光中のトイレ事情
レストランのトイレや観光地のトイレを利用していましたが、もちろんトイレットペーパーはありませんし、手洗いスペースがないところも多いです。
ですが、虫にあまり遭遇することもなく用を足せたので及第点でした。
マダガスカルでの食事問題
牛肉料理やチキン料理、魚料理は素材がいいのかおいしく食べることができました。
ただ、付け合わせで出てくるキャッサバをつぶしたものなどは、マーケットで購入などしている可能性も考えレストランででても手をつけませんでした。
筆者は幸いお腹を壊すことはありませんでしたが、ミルク製品や生野菜、氷などの摂取には注意が必要です。
マダガスカル入国の所要時間は?オンアライバルでVISA発行をやってみた
ビザの発行時は$か€で支払いをすることができました。
国際線でマダガスカルに到着した人で4つあるVISA発行カウンターは、長蛇の行列になります。visaの発行には、約15分程度、入国審査には15分程度列に並んで待ちます。質問内容は、何日間滞在するのかくらい聞かれたくらいです。
パスポートと英語で記入されているツアーの内容を印刷しておくとスムーズです。
待っている間に、入国カードを配っているスタッフがいるので受けとり入国審査までの間に記入しておきましょう。
ここで、記載ができるペンや机は空港内にはありませんので、ファイルや筆記用具などを持参することをおすすめします。
また、マダガスカルの滞在場所や電話番号が必須になりますので、すぐにわかるようにしておくと記入がスムーズです。
アフリカ マダガスカルの旅行の二人分の総額
私はHISのツアーを利用しましたが、移動の飛行機やマダガスカルの国内線も自分たちで手配しました。
5泊6日の現地日本語ツアー:一人32万円
国際線飛行機代:一人25万円
マダガスカル国内線:一人6万円
現地での観光費:二人で3万円
総額:二人110万円前後
換金はいくらくらいしておくべき?
筆者は二人で6日間の滞在:1030000Malagasy ariary(230$)をマダガスカルの空港で換金しました。
ホテルの飲み物代やお土産店でクレジットカードを使用することができたので足りましたが、少し不足しかけました。
一人一日:25$前後で計算して換金しておくことをおすすめします。
マダガスカルは個人旅行かツアーガイドは必要か?
英語しか話せないという人は、ツアーガイドは必須です。また、移動途中で現地のSIMを使用していても電波が通じない場所も多く、スマホはあてになりませんでした。
フランス語が話せるのであれば、可能?
マダガスカルはフランス語を話せる人ももちろん多いのですが、マダガスカル語しか話せない人も多く、ガイドさんも基本的にはマダガスカル語で観光地ですら会話していました。
アンタナナリボやモロンダバの市内だけであればフランス語のみで観光ができるかもしれませんが、ガイドさんを雇うことをおすすめします。
バスやタクシーでの移動もコツが必要
モロンダバでバスに乗車しましたが、時刻表やバス停などは特になく、乗合で目的地を運転手さんに伝え乗車の際に運賃を支払い乗車。人が集まれば、発車するという感じで、ルールというルールはないです。
また、アンタナナリボではタクシーを使用することはできますが、モロンダバでは基本的になく、ホテルで移動をお願いするか市内まで行って人力自転車に乗せてもらう必要があります。
ムルンダバ バスの値段
距離によって300Malagasy ariary前後
ムルンダバ 人力車の値段
1km当たり 3000Malagasy ariary
行きたい場所を示して、乗る前に値段を交渉しておくとスムーズです。
アンタナナリボ タクシー
黄色タクシーと言われていますが、色はクリーム色に近い車は街中でもよく見かけます。
1km当たり 20000Malagasy ariary
空港などに常駐の真っ白のタクシーもありますが、割増であまりお勧めできません。
観光客とわかるとアンタナナリボでも強盗に会う可能性がある
ガイドさんによると日本人で5分ほどホテルの外を出歩いただけで、強盗に合ってお財布やスマートフォンを盗まれたという人がいるようです。
実際にアンタナナリボ市内を歩いていると、盗難品であろうスマートフォンを道端で転売している人などを多く見かけます。