
マダガスカルから帰国するときにムンバイでの6時間トランジットがあり、他の航空会社へのチェックインも必要だっため一度入国をする必要がありました。
ムンバイ国際空港でのトランジットのためツーリストビザををオンアライバルで取得しました。
ビザ取得のためにもわからないことが多く在日インド大使館に連絡したりしましたが、不明点が解決したりしなかったり。
この記事では、インドムンバイ国際空港でのトランジットのためのビザ取得の体験談とムンバイの短期観光についての情報をまとめています。
インド入国にはビザが必要
2016年3月1日から、観光目的などで最長60日を超えない範囲で滞在する場合は、空港到着時に査証を取得すること(Visa on arrival)が可能となりました。
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbimmigration_001.html
滞在ビザの発行方法
- 在日インド大使館に来館して発行
- オンラインでeVisa(電子ビザ)を発行する
- 空港にて、オンアライバルで申請する
ビザ・オン・アライバル制度が適用されるのは、デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、ベンガルール、ハイデラバードの6空港のみに限られます。
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbimmigration_001.html
ネットでオンラインevisaの申請も可能だが、めんどくさい
一度オンラインで申請に挑戦してみたものの40分は費やしました。写真のデータ量が多くアップロードができなかったり入力項目がとにかく多く挫折しました。
そして、写真の要件も厳しく申請を終えるのにとても時間がかかります。
ビザ発行が間に合わない人もvisa on arrivalで空港発行ができる
日本人や韓国人、UAEが国籍の人は発行可能

トランジットビザは発行できる?
トランジットビザは在日インド大使館でのみ発行することができるようです。2,170円と少しお安めです。

eVISAとオンアライバルのツーリストビザ発行料金
料金は在日インド大使館でトランジットビザを発行することが一番安いです。次は入力が面倒ですがオンラインによるevisa発行が安いです。
ですが、トランジットビザ自体は大使館でしか発行しておらず、evisaかオンアライバルでの発行はtourist visaのみとなります。
evisa
1人につき25$クレジットカードでの支払いが可能です。
e-Tourist Visa fee is US$25/- per passenger excluding interchange charge for credit/debit cards.The fee must be paid 4 days before the expected date of travel filled by you otherwise application will not be processed.
https://www.hcisingapore.gov.in/eTourist
on arrival visaの発行料金
こちら二人分の料金なのですが、60$かかっており、一人30$支払っています。
空港サービス料金などがかかっていて、オンラインより高めになっています。

実際にmumbai空港でトランジットのためオンアライバルビザを発行してみた
オンアライバルビザ発行の準備
写真の提出は必要がありません。
申込用紙は事前に印刷しておき、飛行機のなかで記載しておきましょう!
ちなみに、下部のplace of issueは空港の都市名で問題ありませんでした。筆者の場合”MUMBUI”となります。

飛行機内か空港に到着したらインドの入国カードを記載
入国手続き前に飛行機内で配られるか空港内の通路のテーブルにひっそりと用意してある入国カードを記載しましょう!
空港内には入国申請カウンターに進むまでの途中に分かりづらいですが、記載用のテーブルと小さな入国カードがあります。
入国時必要なので記載して入国審査に移動しましょう。
オンアライバルでビザ発行はどれくらいかかる?

事前にオンアライバルツーリストビザ申請の書類を入力した状態で、ビザ発行に挑みましたが、1時間30分かかりました。
まず、ムンバイ空港では、オンアライバルビザの申請をする人が少ないのかカウンターが開いておらず、案内係の人がに事情を
説明してスタッフを呼んでもらいました。カウンターにスタッフが来るのに30分待ちました。
質問項目や流れ
質問項目
- 滞在目的
- 滞在場所
- 電話番号
- 乗り継ぎの飛行機出発時間
- 最終目的地
電話番号は、日本の番号でも可能です。+81をつけた番号を伝えるとスムーズです。
流れ
カウンターにて、質疑を終えたら指紋の登録があります。
両手の親指を除いた四本指と親指を別々に計4回採取をします。
その後、支払いをするために入国カウンターを抜け、別の入国管理スタッフと一緒に支払いカウンターまで進みます。
スタッフとともに預入していた荷物をピックアップし、手荷物検査を受けてから専用の支払い窓口で支払いを行います。
$や日本円、€も使用可能とのことでした。おつりは、インドルピーで返されるため観光する予定の人はそのまま使用しましょう。

ムンバイ空港で6時間トランジットを利用して観光してみた
ムンバイ空港には荷物を預けられる
left baggageのサインに沿って道をたどります。

料金も良心的で便利です。
ムンバイ空港は人の出入りが厳しく、一度到着出口からインドに入国してしまうと、その出口からは再入場できません。
要するに、これから出発をする人と空港に到着した人のエリアが別になっているのです。
出発時の入口と到着時の出口はつながっていないので、観光をするために出国した場合再度荷物を預けていた入国時に使用した出口に入る荷物を受け取ることができません。
そのため、荷物を預ける時のカウンターとは別に空港の外にカウンターがあり、そこで領収書を提出し荷物をスタッフに近くの出口まで持ってきてもらう必要があります。

6時間以内だと7泊以上の大きなスーツケースは270ルピー(500円くらい)、小さなものは200ルピー(360円くらい)です
行けた観光スポット
- ドービーガート
- チャトラパティシヴァージ駅
私は6時間トランジットの時間があり、出国審査などを考え2時間前までに空港に戻るように計画していました。
ムンバイ国際空港からインド門や世界遺産に登録されているチャトラパティシヴァージ駅なんかはタクシーで一時間くらいかかりました。
移動費用は片道700ルピー(1400円)前後です。
ドービーガート

100年以上続く屋外洗濯所です。
親切にも高見台もあり、観光を安全にすることができます。
敷地内には、ムンバイのホテルや病院のリネンなどを洗濯して生計を立てている「Dhobi」と呼ばれる人たちがいる。洗濯物を振り回し、コンクリートや石に打ち付ける方法で、乾燥後に宅配も行うという
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%88

チャトラパティシヴァージ駅

朝に行くと駅の正面は逆光です。
お城みたいな駅で世界遺産にも登録されています。
観光所要時間
移動で二時間はかかりますが、実際に観光名所に滞在したのは、40分もかかりませんでした。
サクサク周れば3時間程度で滞在はできます。
インド門など海岸線沿いまで行くと更に時間がかかりますので、時間を見ながら調整しましょう!
移動にはuberを利用
日本にいるうちにクレジットカードの登録などをしておくと便利です。
ムンバイは英語が喋れる人が少なかったりします。ウーバーのタクシーのスタッフですらしゃべれなかったりするので、目的地のコミュニケーションエラーを防止するためにも目的地をオンラインでしていできるのはとても便利です。
ウーバータクシーはすぐにつかまえることができるので観光地から観光地の移動もタクシーを使えると便利です。
大使館からも交通のトラブルを避けること行動が勧められています。
・空港、鉄道駅、バスターミナルからタクシーやバス、リキシャを利用する邦人旅行者が色々な被害にあっています。空港で声をかけてくるタクシー等には絶対乗らないようにして下さい。
https://www.in.emb-japan.go.jp/itpr_ja/Japanese_Travellers.html
空港で換金
50$からしか換金できないと言われてしまいました。短時間の滞在の予定だったので、50$もいらない…
ビザ発行の時の支払いを$でしていたのですが、おつりをルピーで受け取っていました。
その差額で筆者は、短時間観光をしました。
ターミナルを間違って指定してしまった!uberのタクシー運ちゃんが追加料金500ルピー(1,000円前後)で運んでくれた!
出国の注意点
飛行機会社によって空港への入り口が違う
航空会社ごとで入口が分かれています。
部外者の入場を防ぐため空港に入るためにも、チケットやパスポートの確認がされます。
ここで15分後かかりました。
チケットがスキャンできない
空港から手荷物検査場に入場するには、チケットをスキャンする機械を通る必要があるのですが、バーコードがスキャンできずここでも10分ほど時間を取られてしまいました。
チケットを発行した航空会社のカウンターでスタンプをもらってから有人のカウンター(空港の端っこ)まで移動してやっと手荷物検査場に行けました。
手荷物検査は時間がかかる
ムンバイ国際空港の手荷物検査は約20分ほど並びました。
以上、インドのトランジットビザの発行やムンバイをトランジット中の観光についてでした。