イラストを描くことが好きで、意味わからない鳥さんたちご紹介します。
今回ご紹介するのは日本ではほとんどお目にかかることのできない鳥フキナガシフウチョウ!
フキナガシフウチョウ
学名:Pteridophora alberti
和名: フキナガシフウチョウ
英名:King of Saxony
成体は22 cm程度になる。
何とも言えな鞭のような触覚のような吹き流しという毛が特徴です。
吹き流しとは
吹き流しは、布などでできた筒状のものを高所からぶら下げ、風向や風速を目視で確認できるようにしたものです。
特徴
フキナガシフウチョウの最大の特徴は、雄の頭にある2本の長い飾り羽です。この飾り羽はエナメルブルーの色で、白い小旗がずらりと並んでいます。飾り羽の長さは50cmにもなり、体長の約2倍以上です。雄はこの飾り羽を上下に動かすことができ、求愛の際には大きく揺らして見せます。
雄の体色は、背面が黒く、腹面が黄色で、翼はオレンジ色です。虹彩は暗褐色で、くちばしは青緑色です。雌は飾り羽がなく、体色は灰褐色で、腹面には縞模様があります。雌は雄よりも小さく、尾の下には淡い色の斑点があります。
生態
フキナガシフウチョウは、標高1300mから2850mの山林に住んでいます。雄は縄張りを持ち、高木の頂点に止まって見張りをします。雄は独特の鳴き声を発し、隣の縄張りの雄と競い合います。鳴き声は、ラジオのノイズのような連続したガラガラ音で、昆虫のように聞こえます。
ニューギニア島の先住民からは “Kiss-a-ba” と呼ばれることがあるが、これは雄の大きな鳴き声が由縁です
フキナガシでアピール
フキナガシフウチョウの繁殖行動は、1996年にデイビッド・アッテンボローによって初めて撮影されました。
雄は飾り羽を広げて雌にアピールし、2本の長い(50cm程度)エナメルブルー色の吹き流し皮の筋肉だけで、これを前後左右に振り回してメスにアピります
フキナガシフウチョウの餌は、主に果実や昆虫です。果実は高木の枝から摘み取ります。昆虫は空中や樹皮の上で捕まえます。
フキナガシを再利用するくせ者もいる
生え変わった吹き流しをパプアニワシドリという鳥が雌の気を引くために“あずまや”のような構造物を作るときの飾り付けに再利用します。(かわいい)
偽物と疑われた過去も
吹き流しは非常に奇妙なものであり、欧州に最初に標本を持ち込まれた時点では、作り物ではないかと疑われた。
保全状況
フキナガシフウチョウは、先住民によって飾り羽を祭りに使うために狩られることがありますが、分布域の一部ではまだ一般的に見られます。IUCNは保全状況を軽度懸念と評価しています。
直にあって触ってみたいですね、頭皮の筋肉やばそうですね。
というか野生で生きるかで邪魔にならないのかが、気になりますね。
今後もかわいい鳥さんや珍しい鳥さんをイラストと一緒に投稿していきます。
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