2023年10月、マダガスカルに旅行していたザワミです。
マダガスカルからケニアを経由し、同じ航空会社でインドに移動予定だったのですが、トランジット時間が1時間15分しかありませんでした。次にケニアからインドに飛行する便は21時間後であり、もし乗り換えに失敗した場合21時間も空港で過ごさなくては行けなくなってしまいます
ケニアに入国するにはVISA発行が必要
以上のように入国にはビザが必要です。
ビザの発行に関して、情報を日本や海外の情報サイトを収集してみましたが、日付の更新がされていない記事が多く、いつの最新情報なのかがわからない情報が多く、結論在日ケニア領事館の返答を待つこととなりました。
ケニア入国ビザの発行するには
在日ケニア領事館に問い合わせてみたところ、メールで問い合わせたところ、返信を丁寧にいただきました!
2021年より領事館での入国ビザ発行の業務は終了しているため、オンラインでのevisaの発行が入国の唯一の手段になっています。
1.ジョモ・ケニヤッタ国際空港にてオンアライバルビザ発行は可能?
オンアライバルはアフリカ連合のみに許されていて、日本人はオンアライバルでの発行はできない。事前にオンラインにてevisaの発行が必要になります。
2.ジョモ・ケニヤッタ国際空港からケニアに入国せず、空港内で過ごす場合はビザの発行は不要
入国しない場合は、ビザの発行が必要がないことは理解できるのですが、ホテルを空港内に有しないジョモ・ケニヤッタ国際空港に長時間の滞在は辛い物になることは想像できました。しかも、空港内にはちゃんと蚊が飛んでいました。
3.トランジット失敗する可能性がある場合は事前にビザ取得することがおすすめ
領事館の指示通り、トランジット失敗するケースを見越し、evisaを発行しておくことにしました。
ジョモ・ケニヤッタ国際空港にはラウンジはあるけど、空港内直結ホテルはない
ジョモ・ケニヤッタ国際空港内には、出発エリアから直結のホテルはなく、ケニア国内に入国して宿泊できるホテルは空港周辺いくつかあります。
Ethiopiaやイスタンブール空港のように空港の出発エリアからアクセスできるホテルはありませんでした。
長時間トランジットでホテル滞在のため入国する場合でも、必要になってくるのはビザです。
トランジット失敗した場合、ビザなしの場合空港で次の便を待つ必要がある
上記でも、説明しているようにオンアライバルでのケニア滞在ビザは日本人に対して行っていないようなので、トランジット失敗したから空港の窓口でビザを発行するということはできないようです。
そのため、トランジット失敗しケニアに入国する可能性のある前提の日程でオンラインでビザを申請をしておきました。
トランジット失敗した場合は、空港外のホテルやトランジットビザ、移動手段を用意してくれる航空会社も多い
例えば、エチオピア航空やトルコ航空、サウジアラビア航空はトランジットが8時間以上など長時間の場合、滞在ビザやホテルと移動、食事をつけてくれたりします。
黄熱の旅行前を摂取がおすすめ
私は旅行前に黄熱ワクチンの摂取を済ませていていました。
そして、ケニアからの最終目的地をシンガポールにしていましたが、シンガポールの入国時にケニアに滞在していたこと確認され、15分ほどイエローカードを確認されました。
シンガポールの場合、12時間以上を超える黄熱感染の可能性のある国に滞在している場合、黄熱ワクチンを10日前に摂取したことを証明するイエローカードの提示が求められます。
私は、12時間も滞在していないので確認を求められる必要はないのですが、入国管理局のスタッフも不慣れなようで、入国に少し時間がかかりました。
Transit VisaをオンラインeVisaで発行してみた
アカウント作成から申請フォームの入力の流れ通り記載をしていきます。
支払いはクレジットカードで行えるのでとても簡易的です。
入力の不明点は在日ケニア大使館のビザ申請書見本をお手本に入力していきました。
http://www.kenyarep-jp.com/visa/form/visaSample_j.pdf
トランジットビザ
トランジット失敗してケニアの滞在をする場合でも、72時間を超えることはないと考えていたのです、筆者はトランジットビザの取得をオンラインで行いました。
発行には何日必要?
筆者の場合、9/19の夜にビザ発行申込を行い9/21にビザ承認のメールをうけとりました。
申請してから二営業日には、申請が正常であれば受理されるようです。
受理されたビザ書類を旅行に行く前に書面で印刷しておくことをおすすめします。
申請料金
visa申請用の写真はどうする?
筆者は部屋の白い壁で写真を撮りましたが、審査は問題なく通りました。
ただ、写真データが多くて登録できずカットや編集の必要があります。
滞在visaはパスポートに記載されている()内旧姓は記入するべき
これは女性で結婚して名前が変わっていて、パスポート申請の時に旧姓も()書きで苗字欄に残している人が疑問に思う点だと思います。筆者も、パスポートの苗字欄に()書きで旧姓を記載している一人です。
基本的には航空券、飛行機チケットには、パスポートに旧姓の記載があっても()内の旧姓は記載不要です。国際線に20回以上乗っていますが、問題になったことはありません。
滞在visaに関しては、可能なのであれば記載しておくことをおすすめします。シンガポールの就労ビザを持っているのですが、シンガポールのビザには, “Tanaka (Satou)” という形で旧姓がちゃんと載っています。
ただ、()の入力がオンラインだとできない入力様式の国もあり、その場合は旧姓は入力不要です。
名前欄や苗字欄だけではなく、other nameの欄を設けらえている入力様式のものでも、基本的には旧姓を入力しなくても問題ありませんでした。
ジョモ・ケニヤッタ国際空港空港トランジットしてみた
結論から言うとケニア航空は時間通りフライトし1時間しかなかったはずのトランジット時間も問題なく、むしろ、ジョモ・ケニヤッタ国際空港で少し買い物ができるくらいには余裕をもって到着してくれました。
ビザの使用をする必要がなく、21$を無駄にしてしまいましたが、飛行中ドキドキしているよりは安心感をもって、マダガスカル→ケニア・ジョモ・ケニヤッタ国際空港のフライトを楽しむことができました。
リクライニングシートも数は少ないがある
椅子がとても固くリクライニングと言えるのか、微妙ですが多少横になれる椅子はありました。
空港内にもちゃんと蚊は飛んでいる
空港しか滞在しないだろうと油断して虫よけを預け荷物に入れてしまっていたのですが、蚊は飛んでいました。
虫よけは怠らずしましょう。
トイレは以外にも清潔
空港で洗顔や歯磨きをする筆者ですが、トイレは水回り含め清潔でした。もちろん嗽などは、ミネラルウォーターでしました。
この記事では、ケニア航空でジョモ・ケニヤッタ国際空港1時間トランジットを経験した筆者が、ビザの発行から実際にトランジットをして体験談をまとめています。
最新情報が見つけられずらく苦戦したので、参考になることを願っています!