マイナーな鳥の絵ばかり描いているZAWAMIです。
今回は変で個性的な求愛行動をとる、マイナーな鳥たちを紹介します。
ほとんどが、フウチョウという極楽長といわれていた鳥の種類で、周りに天敵がいないことで野性的な進化より愛情表現の進化に遺伝子が全集中したような種類です。
オウウロコフウチョウ
オスの頭部から背面、尾羽にかけては光沢のある黒色、胸は光沢のある青色から緑色で、見る方向、光の方向により色あいは微妙に変化します。
・右左と上肢を体重移動し左右の羽を頭の上ですり合わせるような動きを徐々にスピードアップしながらします。擦りあうたびに”サッサ”と奇妙の音が響きます
タンビカンザシフウチョウ
頭に生えた6本の飾り羽と、バレリーナの衣装のような形に広がる羽が特徴
雄は、虹色に光る胸の部分を雌に見せて求愛します。
また、幅2メートルほどの範囲の地面をきれいに掃除し、ダンスのための「舞台」をととのえます。
そしてピョンピョン跳んだり、おじぎをしたり、頭を上下させたりといった風変わりなダンスを繰り広げます。
カタカケフウチョウ
オスは首の後ろに求愛行動に使う大きな飾り羽を持っています。
この部分の羽毛には小さなとげがついており通常の黒い羽毛と比べて多くの光が吸収され、その吸収率はおよそ99.7%にものぼります
求愛行動の際に隣り合う青色の羽をより鮮やかに見せるためではないかという仮説がります
・胸の青い羽を前に突き出して完全に広げ、飾り羽は頭上から胸の羽の先までを囲むように前方に向けて半円形に広げられます。さらに胸より下では飾り羽の羽毛が内側に向けて丸く広がり胴体とつながることで完全な黒い円を描いています。
フキナガシフウチョウ
・2本の長い(50cm程度)エナメルブルー色の吹き流し皮の筋肉だけで、これを前後左右に振り回してメスにアピります
アオアシカツオドリ
求愛行動するときは、雄が足を交互に持ち上げ、メスの周りをゆっくりダンスするんですって。・また、巣をつくるための小枝や小石を相手にプレゼントする習性があるみたいです。(今は巣を作ってないみたいなのでメスからみたらいらんもの持ってこられる感じですね。)
アカミノフウチョウ
雄は木の根元あたりに止まって、自分の上に止まる雌に向けて求愛ダンスを踊ります。その木が生えている周りを、葉1枚も落ちていないように、くちばしでくわえてほいほい片付けていきます。一家に一台ほしいですね。
イワドリ
求愛行動よりも性癖が変わっている 鳥です。
繁殖期になるとオスはメスの気をひくために他のオスと競い合って求愛ダンスを行い、メス木の上からオスの求愛ダンスを見下ろします。
気に入ったオスのところに降りて交尾を行います。女性が選ぶ側なんですね。
繁殖期におけるオス同士の争いは絶えず、求愛中の他に交尾の最中でも妨害するというモラルのなさ…
それに加え、メスの気が変わりやすく妨害をした方のオスを気に入って交尾をする可能性が高いんですって。
以上、少しきもくてかわいい求愛行動をとる鳥たちをご紹介しました。
皆さんは絶対にマネしないでくださいね。
絵をたくさん描いているのでよかったら見ていってください!